2月19日に開設した住宅での受動喫煙被害についてのアンケート調査にご協力いただいた皆様の切実な声を、①に引き続きご紹介します。
文意をわかりやすくするため要約し、個人が特定できないように文脈が損なわれない範囲で文言を変えている部分があります。
禁止されているベランダ喫煙が常習的に続いている。
臭いが不快、窓から家の中にも入って来る、受動喫煙被害が心配。
それらすべてがストレス。
住宅のルールでベランダ喫煙は禁止されているが、強制力がないため被害が続いている。
(集合住宅/埼玉県)
朝から夜にかけて、1時間に1回の頻度でタバコ臭が漂ってくる。
窓や扉を開けられない。
早く禁煙してほしい。
近隣だけでなく、自身やその家族にも被害が及んでいることに、早く気づいてほしい。
(戸建て/東京都)
1、2時間に1回の頻度でタバコ臭が漂ってきて、咳、吐き気、めまい、不眠、頭痛が起きました。
タバコ煙の発生源が特定できたため、匿名で該当する住戸の郵便受けに手紙を投函しました。
手紙の投函で解決しましたが、相手方が悪質でベランダでの喫煙を続行していた場合は、対応が難航したと思います。
(集合住宅/大阪府)
近隣からの受動喫煙被害には複数回遭っているが、解決したことがない。
毎日、ひどい時は20~30分おきに受動喫煙に遭い、複数の喫煙者がいると活動時間がそれぞれ異なるため、24時間被害が続く。
ただ普通の空気が吸いたい。美味しくごはんが食べたい。眠りたい。人間らしい生活がしたい。
他人の吸うタバコのせいで、人生の楽しみを奪われ、当たり前の日常を奪われて過ごしている。
受動喫煙をさせることは人権侵害の最たるものだ。
タバコが世界から消え去ってほしい。
(戸建て/岡山県)
洗濯物を干していると、隣家の住民がベランダでタバコを吸っていて受動喫煙に遭う。
社会全体で受動喫煙についての理解が極めて弱すぎる。
理解がなされていれば、被害者が泣き寝入りすることもないし、そもそも被害も出ないはずである。
(戸建て/埼玉県)
階下の住民が夫婦で喫煙。
階下の住民が在宅中は窓が開けられず、住むことも困難で親の家に逃げている。
換気ができないのでカビが生えやすく、余計なエアコン代もかかる。
家に居ながら受動喫煙に遭う環境はとてもつらい。
(集合住宅/大阪府)
引き続き、住宅での受動喫煙被害についてのアンケート調査を行っています。
皆様から寄せられた声は、受動喫煙のない住環境を実現するための大きな後押しになります。
住宅での受動喫煙でお困りのお知り合いにも、当会の活動をご紹介ください。