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© 住宅での受動喫煙被害を考える会・兵庫

【Q2】隣人がベランダで喫煙しています

Q.質問

このホームページのアドバイスに従って、受動喫煙の記録をとり、診断書ももらいました。これまで、どこで誰が喫煙しているのかがわかりませんでしたが、偶然、隣人がベランダでタバコを吸っているところを目にしました。マンションには、健康増進法の詳細や、「受動喫煙被害で困っている人がいます」「喫煙マナーを守りましょう」というチラシが貼られているというのに信じられません。今すぐやめさせたいです。

A.回答

Q1に記載した初動のチラシの配布後でも、自身の喫煙が周囲の迷惑になっていることに気づいていない(気づこうとしていない)ケースはあります。困っている旨を伝え、被害が来ないようにしてほしいと喫煙者に直接伝えている例もあります。

しかし当会は、これまでの会員の経験や聞き取り事例を踏まえて、当事者間の直接のやりとりはお勧めしていません。チラシで解決しない場合、上記のように喫煙者本人に迷惑をかけている自覚がないか、依存性で喫煙をやめられない状況にあることが推測されるからです。いずれの場合も簡単に解決しないことが多いです。

相談している自治会の代表者や管理会社、理事会長などの第三者に事情を伝え、一緒に解決策を考えてもらってください。さらなる段階に備えて記録を残し、第三者に対応への感謝を伝えてください。あなたの味方を大事にしてください。

なお、集合住宅の場合は、管理規約や細則をよく読み、受動喫煙被害をなくすことにつながる内容が定められていないかを確認してみましょう。